2021年6月4日 劇的な夕焼け 動かぬ吊るし雲
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昼頃に前線が通過し荒れた天気になりました。 やがて高層雲が減っていくと,吊るし雲やレンズ雲が残りました。 日没後は急に広い範囲で黄金・ピンク・赤色に!自然の作る芸術作品です。



2021年5月28日 ものすごい乳房雲!
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南岸には長い前線。 梅雨期独特の天気図が続きます。 午後には雲はどんどんと厚くなっていき,高層雲や層積雲。
太陽が沈む頃,室内でも異様に思うくらい世界が紅に染まりました。 層積雲は先が尖った雲塊となり,やがてそれらは丸くなっていきました。 乳房雲です。 この形成過程は自宅のベランダから偶然撮影することができました。 外に出て西の空を確認すると,おびただしい数の乳房雲が密集していました。 なかなか無い光景です。



2021年5月7日 虹とレンズ雲の共演
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前線の影響で雨となりました。 夕方,少しぱらついている中に太陽の光が差し込み赤虹が生じました。 全周とはならず,足元のみの虹となりました。 どうやら遠方の降水雲に生じているようです。 この虹とレンズ雲が水を張ったばかりの田んぼに反射してなんとも言えない幻想的な光景となりました。



2021年5月1日 乳房雲
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下層に流入した暖湿気と上空の寒気の影響で,大気の状態は非常に不安定! 夕方,驟雨の中で西から日がさして虹が生じ,そのピークが過ぎた頃 東の空におびただしい数の乳房雲が見られました。 かなとこ雲の西側に生じているようす。 虹と乳房雲のコラボレーションした特別な姿を,1枚目にあげました。



2021年4月21日 北の空の一直線の雲
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高気圧に覆われ快晴。北の空には一本の巻雲の筋がみられました。 職場についてから衛星画像(SCW)を確認すると,なかなか面白い雲が写っていました。 シーラスストリークにも思えますが,高層天気図を確認しても,このようなジェット気流は確認できず。 おそらく上空の前線面だと思われます。 昨日の記事でも,北の空に肋骨巻雲がみられたと紹介していますが,もしかしたらこの雲だったのかもしれません。



2021年4月8日 下部ラテラルアーク・外接ハロ そして,ウェゲナーアーク!
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そしてついに・・・
ウェゲナーアーク!

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朝生じた巻層雲に,かなり強烈なタンジェントアークが煌めくのを仕事の合間に確認しました。 幸い,屋外にすぐいける場所だったので,急いでカメラを持ってきて開けた場所に移動して確認。 すると,数年に一度レベルの現象を確認することができました。

まずは,鮮明なタンジェントアーク!上部と下部が完全に繋がり,パーフェクトな外接ハロとなっていました。 さらに,太陽の左下,離角46度のところには下部ラテラルアークを確認!

そして太陽を貫き,天頂をぐるっと全周に渡って生じているのは幻日環
今年の1月11日の現象も相当すごかったですが,明瞭に全周が繋がった幻日環はかなり久しぶりな気がします。

さらに,幻日環上の向日点付近には肉眼でもわかるほどの輝点。 向日です!
じっくり観察してみると,向日を貫いてウェゲナーアークが生じているようでした!
HaloSimによるシミュレーションの画像とも完全に一致しています。
ウェゲナーアークは向日アークの一種で,揺れ角が小さい時に生じ,少しでも大きくなると不明瞭になるシビアな現象です。 そのほとんどは極地方で観測され,日本で観測されるのは非常に稀です。
恐らく,三重県での観測は史上初ではないでしょうか。 向日アークが日本で観測された例は,2016年10月25日の北海道各地で撮影されたものが有名どころです。 もっとじっくり観察したかったですが,生憎仕事の合間だったので約5分間の観測記録,でした。



2021年3月29日 幻月・幻月環
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元画像現象名入り
月齢15.7の月に,幻月が生じました。 肉眼ではほぼその存在はわからず,カメラによってようやくわかる程度の淡いものです。 しかし,1時間以上安定して出現していました。
何度か撮影していると,なんとなく幻月環(perhelic circle)が見えるような気がしました。 念の為強調処理を施してみると...思った通り,幻月環です。 月光による幻日環の観測は人生初でした。



2021年3月19日 一瞬で消えた高積雲の半透明雲
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朝に快晴の空に少しずつ高積雲が湧き出してきました。 厚さは薄く,空の色が透けて半透明雲となりました。 数分後「どうなっているかな」と思い,空を見てみると,雲ひとつない快晴となっていてかなり驚きました。 一瞬だけ生じた高積雲との出会いだったのですね。



2021年3月2日 寒気移流の空
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午前中は下層大気は暖かく湿った空気。 四日市市のアメダス実況値によると,10度以上で推移していました。 午後になると,寒冷前線が通過。 これに伴う寒気移流で,地上の気温はぐんぐん低下し,職場の廊下や壁に,水蒸気が大量に結露してしまいました。 そのまま寒気移流は継続し,空にはNE-SWに走向をもつ雲がたくさん生じました。 これらは,レンズ雲の性質を持っており,複雑で立体的な空となりました。
今日,生徒から「雲の流れが高度によって違う」という指摘を受けました。 風が強かったことで,大気の動的性質を確認しやすかったのでしょう。 「寒気や暖気の移流が顕著だと,高度によって風のズレが生じるんだよ」と教えました。 このような発見を生徒から出してくれると嬉しいものです。



おしらせ
新ページ「虹の基本」を公開!

基本のハロ・アーク」 に引き続き,新ページ「虹の基本」を公開しました!



2021年2月5日 天使の羽〜肋骨雲〜
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飛行機雲から広がった巻層雲が全天を覆いました。 この写真は,その最初の段階の様子です。 飛行機雲を軸にして,見事な肋骨雲が生じました。 その姿はさながら天使の羽のようです。
2021年1月11日 マルチディスプレイ・ハロ
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午前中は高層雲主体の雲。 高層雲が薄くなってくると,だんだんとすごい光景が広がり始めました。 まずは,太陽と同高度の場所に幻日環!そしてその上には120°幻日も見られました。 120°幻日が薄くなった頃に,それ以外の現象がたくさん生じ始めました。 まずはシャープなタンジェントアークの上に覆いかぶさるようにパリーアーク! サングラスをしなくても分光している様子がはっきりとわかります。 それから環天頂アークが物凄い輝きで分光を始め,その下にラテラルアークが生じました。
このように,さまざまな現象が一斉に見られる光景のことを,マルチ・ハロ・ディスプレイ(Multiple Halo Displays)といいます。 今まで見た光景の中で,最も素晴らしい眺めの一つとなりました。
現象の解説は,こちらの ページをご覧ください。